okaeriは

あたたかいところです

サロンオーナー
山名 美帆

4人の子どもの出産子育てを経験し、

隙間時間で産前産後に関わる学びを修得。

初産から16年かけて積み重ねてきた経験と、学びをもとに産前産後セラピストとして活動中です。

トリートメントで触れることを通してママたちがホッと一息つけるようにと

自宅サロンをオープンしました。

ココロとカラダが安らぐ場所、okaeriでお待ちしております。

山名 美帆ヒストリー

初めまして。
東京都足立区で産前産後に寄り添う場所をつくりたいとの思いで自宅サロンを営んでいます、産前産後セラピスト 山名美帆です。

Okaeriホームページに足を運んでくださいましたこと、心より感謝申し上げます。
私のこれまでのストーリーをこちらでお話しさせていただき、私の人生が誰かのお役に立てればとの思いで綴らせていただきます。

幼少期時代

青森県出身 東京育ち。5人兄妹。長女として誕生しました。
2歳から重度の小児喘息のため、幼いころから生きる事、体、人生について考える幼少期時代でした。

私の喘息で家族のお出かけはキャンセルになることも多々あり、母も私の看病のため好きだった仕事を退職しました。
根っからの職人気質だった父のためほとんど家におらず、母は知り合いや親戚が全くいない環境、慣れない土地での生活、3人の幼い子供たちの育児、私の看病で増々両親の不仲が加速しました。

小学2年生の頃いじめにあい、喘息の症状も過酷さを増し、初めて自殺を考えました。
その理由は、喘息の苦しみから解放されたい、母は私がいない方が自由に生きれるのではないか、みんなにもう迷惑はかけたくない。そんな思いで心が潰されていたからです。

それは思春期である中学1年~2年生の頃にも同様な思いに掻き立てられるような苦しい時期がありました。
マンションの屋上にいき、次こそは!!と心に決めて飛ぶも、一歩踏み出す勇気が出ず、断念する日々を送りました。
その一歩踏み出す勇気を止めてくれたのは、一番喘息の辛いときにさすってくれた 母の手の記憶でした。
飲み薬も吸入も点滴も効かず、どうにもならない苦しさの時、真夜中に母が背中をさすってくれた手のぬくもりが思いとどまらせてくれました。
当時は、私の心も体も疲れ切っていましたが、それは母も同じだったと思います。
そして薬が効かないほどの症状にも関わらず、母に触れてもらうその瞬間だけは、息が楽になる体験を何度も経験しました。

そんな過酷な小児喘息が突然楽になっていく出来事があり、周りの環境もそうですが、自分の気持ちの持ち方と体は深い関わりがあることを実体験を通して学びました。

第一子出産

そんな幼少期を過ごし、同じ苦しい思いをしている子どもたちの力になりたいとの思いから、日本医科大学付属千葉看護専門学校へ入学しました。
学びを深めていくうちに、一人一人にじっくり関われる仕事に就きたいと思い、進路変更のため1年を機に自主退学し、さらなる進学費用を稼ぐために、正社員として勤めはじめました。

その後、子宝に恵まれ結婚を機に、一度専業主婦となりました。
出産後、入院中の助産師の対応が悲惨であったため心落ち着く場所ではなく、授乳ひとつとっても聞きたいこともなかなか聞きづらい環境でした。 やっと一人の助産師に聞き実践していたところ、『なんでそんなやり方してるの!!』と他の助産師に怒られる始末。

助産師によりやり方、伝え方は様々であり、入院中だけでの指導ではどれが自分と赤ちゃんのスタイルに合うやり方なのかもわからず退院を迎えるというのが現状であることを知りました。 

産後の時期は私の心も敏感になっているので、大丈夫なふりをして些細な言葉で深く傷つくこともありましたが、一方で心に寄り添った言葉がけの一言で涙がこぼれるほどうれしかったり、、、

初めてのことに直面しながら、今頑張っているママの気持ちにどんな時も否定せずに寄り添うことが大切であることを、私の産前産後を支えてくれた助産師が見せてくれた姿から、学ばせていただきました。

若い年齢での出産に対して、周りの大人から心ない言葉をかけられることもあり、若い人の出産後の生きづらさも経験しました。

そんな中、私の気持ちや体、赤ちゃんの様子や家族環境も含めて、寄り添ったサポートをしてくれた友人の助産師の存在が、のちに、寄り添う気持ちの大きな柱となっていきます。

第二子出産から第四子出産

そして第二子出産。
第一子の楽な産後とは180度変わって、産後の身体の違和感から熟睡できず疲労が蓄積し、足のだるさ、全身のだるさから誰とも会いたくないほど疲れ切っていました。
その疲れは、退院後、上の子の育児をしながら赤ちゃんのお世話をするという事に自身が持てず不安な中、退院前日を迎えました。
そんな時、産院からのプレゼントとしてフットトリートメントがありました。鉛のついたような体の重さがトリートメント後は羽がついたように軽やかに感じました。
体が楽になったことで心も一気に軽くなった記憶は鮮明に焼き付いています。

産後2か月を過ぎると第一子出産後から全く出なくなっていた喘息が再発しました。
自分のメンテナンスやリラックスタイム、子どものお手当にと精油を独学で学び家族のお手当として実践していきました。

第三子出産後、産後1か月を過ぎたころから重度の喘息がまた始まりました。
喘息には『薬以外に自分の心と体のケアが必要』と感じていたため、公益社団法人 日本アロマ環境協会 アロマテラピーアドバイザーを取得しました。

その後、第四子を授かり、産前産後の過ごし方を今まで以上に意識し、体について更に学びを深めていきました。
整体の先生から『産後の過ごし方でその後の体調が大きく変わる』という話を聞き、第一子出産前から聞いていた言葉ではあったものの初めて心に留まりました。 ここで初めて産後の養生の大切さに気づき『この喘息ももしかしたら養生の仕方で変わるかもしれない』と思いはじめました。
そこで、実験的に産後は家族や友人の協力を得て、しっかりと自分の身体の声を大切に、赤ちゃんのお世話以外は全てお任せする生活を送ってみました。
その結果、あんなに酷かった喘息もその後は一度も出ることがなくなりました。そして今に至ります。

4人の産後の養生と、私の心と体の変化を通して、産前からの知識と養生の大切さを実感しました。

触れるということ

長女が年長の時、妊娠中後期の私は切迫早産の可能性があり自宅で絶対安静となり寝たきりに。
私を気遣い、知らず知らずのうちに寂しさが溜まっていたようで爪かみがひどく、気が付いたときは爪が通常の半分になっていました。。

気付いたその日から、毎日ハンドトリートメントをしながら一対一のゆったりした時間を意識的につくるようにしてみました。
ハンドトリートメントをはじめて一ヵ月で爪かみがなくなり、触れることのパワーをまた再確認しました。

幼少期から今までの経験を通して、幼少期の心の通ったタッチケアが自殺予防になり、それは思春期になっても、有効であるということ。

さらに母となった時、どんな人と出会いどんな声掛けをしてもらえたかにより、産前産後のママのメンタルもまた大きく変わっていくことを知りました。

妊娠中からの知識は、健やかな産後へと導いてくれることも実感しました。

幼少期 妊娠 出産 育児経験の中で、タッチケアの大切さをお届けし、心の通った寄り添う場所をつくり、ママたちも子どもたちも家族も、心が平和な時間をお届けしたいとの思いから、当サロンをオープンしました。

okaeriオープン

2015年1月22日、私がお母さんになった日にokaeriをオープンしました。

我が家は6人で住むには少々手狭な我が家ですが、住居兼サロンにするための工夫が盛り込まれています。

お客様が座った先にあるテーブルは、主人の手作り家具です。
玄関を入ると手作りのokaeri看板がお出迎えしてくれます。
家族の協力無しでは叶わない自宅サロンですが、家族と住まうこの空間で、お客様と共に新たな未来を描いていけることは、とっても幸せなことです。

私と家族でつくるこの空間は、ママたちにとってどんな場所であってほしいかと、たくさん考えて想いを載せた当時のパンフレットにこんな言葉が書いてあります。それは、、、

********

安心・優しい・温かい場所
誰とも比べる必要のない場所
自分の命を育む場所

原点に触れ
原点を思い出し
感じる力を取り戻す

心と体の声に耳を傾ける大切な時間に

***********

こんな想いを綴っています。

サロンをオープンしてからこれまでを振り返ってみると、お客様とのストーリーが思い出されます。

トリートメントが始まる前から涙が溢れてくる姿は、その涙を見るだけで、私はほっとします。

なぜなら、言葉にならない感情があってもいいと思うからです。

トリートメントが終わってから、自分の気持ちが溢れてくる姿もまた、命の輝きのような時間を感じます。

どんな感情も自分のものだけれど、上手に付き合えない時も、付き合い方がわからなくなる時もあります。

きれいな言葉や感情だけでは語れない気持ちを話し、心が放たれて帰るママの姿は、来た時よりもより一層輝きを増していて、その後姿を見送る時間が私の宝物です。

表情のかたいママも、お帰りの時は柔らかくて温かな笑顔になる姿と出会ってきました。
まっすぐで飾らない想いと共に、涙と笑顔もごちゃまぜな時間も共に過ごしてきました。
これまでを振り返ると、私がつくりたかったママたちの安らげる場所を、お客様と共に築いてこれたのだと、改めて感じることができました。

でもそれは、お客様が私に会いに来てくれたから築けることができたのです。

今まで出会ってきたママたちに感謝の思いと共に、これから先も、okaeriで過ごす時間がこれから出会うママたちの必要な方に届きますようにと願いを込めて、お会いできる日を心よりお待ちしています。

******************

*ホリスティックマタニティ 産後ケア協会認定サロン
 ホリスティックマタニティケア協会 マタニティトリートメント修了
*マザーズオフィス マタニティタッチ®学科クラス修了
*マザーズオフィス リズミカルボディ®セラピースクール セルフケア修了 
*日本メディカルレガメント協会 マタニティハタヨーガ・ べビーハタヨーガインストラクター
*公益社団法人 日本アロマ環境協会 アロマテラピーアドバイザー 2007年取得 (現在非会員)
*平成30年現在 高2(男) 中3(男) 中1(女) 小2(男)4児の母。

『イベント出展 出張講座』
*ママハピ主催 ららぽーとイベント出展
*子育てパレット主催 オレンジリボンマンフェスタフェス出展
*ママハピ 柏サロン主催 ハンドトリートメント講座
*プライベートスタジオ YOGA LIFE 主催: 出張トリートメントイベント
*インターネット配信 ママTV出演
https://m.youtube.com/watch?feature=share&v=UUUI4q8e7no

ご予約はこちらから
Follow Me
Follow Me